鈴木是清

作品例

銅(あかがね)に春が来た

  • 「思 春 期 の 夢」

  • 「新 天 地 へ」

     閉山から幾年経っているのだろうか。この地を

    訪れるたび、ここで暮らしていた人々の生活の声が

    聞こえてくる。今でも人々の魂が宿っているような不思議な感覚にとらわれる。

     不安と希望で揺れ動く中で、新天地へ旅立って行った人々の想いや夢が

    あちこちに痕跡として残っている。

     何もない荒れた地に人々が育んで残していった木々や花、葉が、

    今年も春を告げている。

  • 「夢 の 跡」

    かって

    隆盛を誇っていた精錬所

    現在は解体され巨大煙突だけが残り

    面影を残している。


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