鈴木是清

作品例

夢・残して

  • 昭和48年2月、足尾銅山、閉山、38年の月日は流れた。
    この地を訪れるたび、ここで暮らしていた人々の生活の詩が聞こえてくる。今でも人々の魂が宿っているような不思議な感覚にとらわれる。時は流れ四季はめぐりても人々の残していった痕跡が、心に訴えてきます。
    夢残して、心ゆれ動く中で、この地を後に旅たって行った人々。また、この地に残り再生に力を注いだ人々の喜び、悲しみ、悩み、夢を見、希望に生きた思いが痕跡として残っている。

     

    1999年9月10日
    精錬所と工夫たちが眠る龍蔵寺の墓地

  • 1999年8月26日
    通洞の社宅跡、この当時2,3世帯の方が住んでたらしい。マンションや新しい家が建ち始めてきた。

  • 2001年5月10日
    通洞の社宅跡が解体整地されてゆく、この町が再生の道を歩き出している。


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